インダストリアルデザイナーのScott Summit氏が、3Dプリンタを使用して美しいアコースティックギターを製作した。
これは各種3Dプリンタを取り扱う3D Systemsとのコラボレーションによって作られたもの。3Dプリンタで出力されたのは主にボディ部分で、ボディ本体とサウンドホールカバーに繊細な透かし彫りが施されている。材料はナイロンの粉末で、3DCGデータを元にナイロン粉を積層させて固める手法で作られており、演奏した際の音色も非常に良いという。現在Summit氏と3D Systemsはこのギターの量産を検討しているとのこと。
なお、Summit氏は3Dプリンタで義足を作るスタートアップBespokeの創業者兼CTOも務めており、こちらでもオリジナリティ溢れる義足をデザインしている。