東京ゲームショウ2012のブシロードのブースにて、同社のスマートフォン向けソーシャルゲームプラットフォーム「ブシモ」の初期ラインナップが展示されています。
「ブシモ」は基本プレイ無料で各種ソーシャルゲームをプレイできるプラットフォームで、最初からiOS/Android端末での利用に最適化されていることと、会員登録なしでもゲームをプレイできることが特徴です。但し会員登録をするとアバターや他ユーザーとのリアルタイムチャット、タイムライン、ゲームのアクティビティの共有などSNS機能も使えるようになります。サービス開始は今冬の予定で、今回の東京ゲームショウではオープン時に提供される8タイトルがプレイアブル出展されています。
さらにそれらに加え、”シークレットタイトル”として提供予定のソーシャルゲームが発表されました。それは…
沖縄のご当地ヒーロー「琉神マブヤー」と秋田のご当地ヒーロー「超神ネイガー」!!
かっけー!!!
ちなみに私の地元の秋田県では超神ネイガーは子供だけでなく大人も知っている存在で、既にご当地ヒーロー云々の枠を超え仮面ライダーや戦隊ヒーローと同列に並ぶ”普通のヒーロー”として認識されています。地元企業や農協のテレビCMにも出演しているほかメディアミックス展開やグッズ展開も活発に行っており、お店にはネイガーのオリジナルデザインの玩具やフィギュアストラップなどが売られています。
但しネイガーは地元秋田県で活躍する”地産地消ヒーロー”で、これまで秋田県外での活動はあまり行っていませんでした。しかし今回、ブシモにてネイガーとマブヤーがソーシャルゲーム化されることが明らかにされ、県外どころかオンライン上へ活躍の場を広げることになりました。ご当地ヒーローがソーシャルゲームの題材になるのはゲーム業界全体にとっても初の事例。内容やリリース時期などの詳細は発表されませんでしたが、かなり期待が持てる企画ではないでしょうか。
なお、発表の後はネイガー&マブヤーの握手会と撮影会も行われました。
ちなみにネイガーは以前ブシロードのカードゲーム「カードファイト!!ヴァンガード」とコラボレーションしたことがあるとのこと。握手会の行列には子供連れの家族だけでなく”大きなお友達”もたくさん並んでおり、ご当地ヒーローであるにも関わらず既に全国区の人気を獲得していることがうかがえました。
しかしわざわざ秋田県から取材しに来た先でネイガーに会えるとは、地元民からすると何だか変な感じです。
ソーシャルゲームが正式リリースされた際は是非秋田県でも記念イベントなどを開催して頂きたいです。お願いしますブシロードさん!
超神ネイガー主題歌「豪石! 超神ネイガー ~見だが おめだぢ~」