SSS合同会社と株式会社フロンティアワークスが、ヴァーチャルアイドルの立体映像を家庭で楽しめる3Dディスプレイ装置「ハコあに」の店頭デモを開始した。
この立体映像装置は、株式会社ALBEDOが開発したもので、業務用の展示会などで大型のプロジェクター装置を使用して投射する従来タイプのものを改良し小型化に成功したもの。スマートフォンやタブレットの映像を投影することでプロジェクターを使用せずに立体映像を可能にしており、今回SSS合同会社とフロンティアワークスが共同でヴァーチャルアイドルのライブを家庭で楽しめる装置「ハコあに」として商品化した。既に今年始めの東京アニメフェアで試作版が先攻公開・販売されており、有志の間でニコニコ動画やYotubue上での立体映像の公開が始まっている。店頭デモが行われているのはアニメイト秋葉原店とゲーマーズ秋葉原店で、株式会社AHSが提供しているボイスロイド/ボーカロイド「結月ゆかり」を使用したデモを展示している。両社は8月1日よりiPad及びそれと同等のサイズのAndroidタブレットに対応した「ハコあに」を発売開始予定で、価格は36,750円 (税込)。
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