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「Habbo Hotelは小児性愛者の巣窟」---英公共放送が報道し大パニック

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イギリスの公共放送の一つであるChannel Four Television(以下Channel4)が、フィンランドのSulakeが運営する子供・若者向け2D仮想空間「Habbo Hotel」が「小児性愛者のシェルターと化している」と報道し波紋が広がっている。

Channel4では番組で「Habbo Hotelの中で未成年者と大人が性的なチャットをしており、Sulakeはそれを放置している」と報道。放送直後からイギリスで大パニックになり、小売店のGAMES、Tesco、WH Smithが全英の店舗からHabbo Hotelのゲームカード(プリペイドカード)の販売を即日で取り止め、さらにイギリス有数のベンチャーキャピタルでSulakeの株の13%を保有するBalderton Capitalが株主から離脱した。今後EUの行政執行機関である欧州委員会(European Commission)が調査を行い、最悪の場合は行政処分や営業停止もあり得るとのこと。
もちろんこれに対しSulakeは反論しており、同社CEOのPaul LaFontaine氏は「我々はユーザーの安全のため毎日24時間225人のオペレータが有人監視しており、7000万行にも及ぶユーザーのチャットの内容を全てチェックしている」「フィンランド国内の各地方警察とも提携し子供の安全管理につとめている」「Habbo Hotelは2011年の欧州委員会の報告書で最も安全なソーシャルネットワークの一つに選定されている」「これから社内でも内部調査を行う」ことなどを挙げ3日連続でメッセージを発表している。LaFontaine氏のメッセージはこちら

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