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凸版印刷、ARを活用した来店誘引プロモーション総合支援サービスの提供を開始

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凸版印刷株式会社が、デジタルカメラで写した映像にCGやテキストなどの情報を合成して表示するAR(拡張現実)を活用した来店誘引プロモーション総合支援サービスの提供を6月上旬から開始すると発表した。

同サービスは、チラシやパンフレットなどの広告・販促物に掲載された商品画像を認識する画像認識ARと、GPSで取得した情報を元に近隣の販売店舗を表示する位置情報認識ARを融合した来店誘引ARプロモーションサービス。利用者が専用のARアプリを通してチラシやパンフレットに記載された特定の商品画像やロゴをスマートフォンのカメラで見ると、画面上に画像や動画音声などのスペシャルコンテンツが現れるというもので、GPS機能を利用して位置情報を取得し、利用者の近くにある販売店舗を表示する機能もある。さらにその店舗で使用できる商品クーポンをスマートフォン上に発行したり、その店舗まで地図アプリを用いて誘引することも可能。凸版印刷では、来店誘引を促進するARプロモーションの企画から印刷物やデジタルコンテンツなどの広告・販促ツール制作、コンテンツ運用サーバまでの全てをパッケージ化。実店舗でキャンペーンを実施したい流通業界や飲食業界、また商品のプロモーションを行いたいメーカーなどに向けて同サービスを提供していく。初期導入費用は180万円からで(印刷物やデジタルコンテンツの企画制作費、位置情報分析費は別途)、月額費用は25万円から。凸版印刷は今後、チラシやパンフレットなどの広告・販促物だけでなく商品パッケージのロゴ画像認識へもサービス対象範囲を拡大し、2012年度に関連サービスを含め1億円の売上を目指すとしている。

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