TechCrunchが伝えるところによれば、人気スマートフォン向けゲームアプリ「Pocket God」のコミック展開が好調だという。
「Pocket God」はアメリカのスマートフォン向けゲームアプリディベロッパーのBolt Creativeが開発しDeNAの米子会社のngmocoがパブリッシングを行っているスマートフォン向けゲームアプリで、後にPC向けにFacebookアプリ版もリリースされた。ゲームの内容は、プレイヤーが「神」となり南の島に住んでいる原住民「ピグミー」や自然を操作して様々なクエストを与え進化させていくというもので、ゲーム系のアワードでの受賞歴も多い。2010年からは人気を受けてリアルグッズ展開も行っており、その一環として出版社のApe Entertainmentが実物のコミックとデジタルコミックの双方を出版している。同社はこれまで計16巻の「Pocket God」のコミックシリーズを出版してきたが、実物版よりもデジタル版の方が好評で、これまでデジタル版だけで60万部以上を販売しているという。デジタル版には実物版には無いボーナスコンテンツが付属しており、それも人気の要因の一つと考えられる。