なんだか最近ドラえもんとAngry Birdsのネタばっかり書いている気がしますが今回もドラえもんネタです。それはMobageのソーシャルゲーム「ドラえもんホッコリーナ」。
「ドラえもんホッコリーナ」は3月19日よりMobageにて正式サービスを開始したソーシャルゲームです。
かわいい!
ドラえもんがやってきた!この「ドラえもんホッコリーナ」は一言で言うと「ドラえもん育てゲー」です。のび太のお世話をするために22世紀の未来からやってきたドラえもんを我々が育てるとはこれいかに?という感じもしなくもないですが、まあ細かいことは気にせずにやってみましょう。
主なゲームの内容は、いつもの空き地にやってくる様々なキャラクター達の願いごとをドラえもんと一緒に「ひみつ道具」を集め、それらを使いながら叶えていくことで”マイドラえもん”の人気度を上げていくというもの。のび太やしずかちゃんといった定番キャラから「このキャラの名前が分かる奴は相当なマニアだろ」というレアな脇役まで様々なキャラが登場します。
で、どうやってひみつ道具をGETするかというと…
空き地に「道具の種」を植えて育てる
そこに畑ゲーの手法が?!未来デパートで買ってくるんじゃなくて?この「ドラえもんホッコリーナ」はその名の通りMobageの人気農業ソーシャルゲーム「農園ホッコリーナ」がベースとなっているのですが、まさかひみつ道具をGETする過程に畑のシステムが使われているとは。
育つとひみつ道具がGETできます。シュールな絵だ……
ではひみつ道具の元となる「道具の種」はどうやってGETするかというと…
ドラえもんが「植物ペン」でさらさらっと描くとその都度GETできます。この「植物ペン」はガチャ形式になっており、ゲームプレイの過程で得られる「ともP」で回すことができます。一回100ともPで回数制限などは無いようです。
こうして「植物ペンガチャで道具の種をGET」→「空き地に植えて育てる」→「ひみつ道具GET」→「空き地にやってくるキャラクターの願いごとを叶える」を繰り返すと、ドラえもんの人気度もあがり、さらに空き地に置けるキャラクターが貰えたり稀にボーナスステージが発生します。
ボーナスステージはドラミちゃんが担当。空き地にやってきたドラミちゃんに話しかけると、どらえもんのタイムマシンよりも高価な密閉式のチューリップ型タイムマシンでボーナスステージに連れて行ってくれます。
ボーナスステージには様々な猫がいて、「なでる」とそのうちの何匹かの猫と仲良くなれて空き地に置くことができるようになります。ただ「なでる」だけだと全ての猫と仲良くなることはできないので、確実に全員と仲良くなりたい場合は有料アイテム「桃太郎印のきびだんご」を使います。ちなみに上記の「エカテリーナ」という猫はスネ夫の家の猫で、白ネコはドラえもんが恋に落ちた猫です(ドラえもん原作第7巻「好きでたまらニャい」に登場)。これまたマニアックなキャラ選択ですね。
ちなみにイベントや特典でキャラクター専門、または道具専門の無課金のガチャも出現します。ドラえもんの招き猫がかわいい!
のび太GET!
原作ドラえもんによく出てくる「野良犬のクロ」GET!
GETしたキャラクターを一通り置いてみた図。置いたキャラクターに話しかけると「ともP」がもらえますが、それと引き換えに消えて無くなってしまいます。ともPを取るか、空き地のデコレーションを取るかはお好みで。
さらに表示するドラえもんのイメージ、空き地の背景、小物も選ぶこともできます。私は事前登録特典で貰えたマンガ家スタイルのドラえもんを使うことにしました。
なお、ゲームを進めていくとどうしてもひみつ道具にダブりが出てきますが、そんな時はダブった道具同士を「合成」して強化することもできます。合成時のアニメーションが「どら焼きをもぐもぐ食べるドラえもん」でこれまたかわいい!ここにはカードバトル形式のソーシャルゲームのノウハウが加えられているようです。サービス開始当初はこの機能を生かすシステムは特にありませんでしたが…
3月31日よりひみつ道具でデッキを組んで戦うバトル要素のあるイベント「砂漠の王国編」が始まりました。イベントの進行具合によって限定の空き地デコレーションアイテムやドラえもんが貰えます。
これはついこの間まで行われていた映画とのタイアップイベントの様子。ドラえもんの空き地内での活動は体力制になっていて、画面上部にあるハートマークの体力ゲージが減ると動けなくなってしまいます。時間が経てば自然に回復しますが、続けてプレイしたい場合は有料の回復アイテム「どらやき」を食べさせないといけません……しかし
サービス開始直後だからか、今は無料でもう一つの回復アイテム「おもち」が貰えるキャンペーンがたくさんあります。毎日クイズに回答したり、Mobage内の友達「モバ友」にドラえもんホッコリーナの招待メールを送ったり、Mobage内の日記に書いたりすることで毎日のように「おもち」が貰えます。
さらに限定のドラえもんが貰える特典も。それにしても「バンカラドラえもん」って…
これがおもち。全回復することはできませんがゲージの半分(25)回復できます。おもちが回復アイテムになっているのは、記念すべきドラえもんの第1話「未来の国からはるばると」でドラえもんがのび太の部屋で初めて食べたものがおもちだったことに由来するのでしょう。また、ドラえもんはおもちを好きなだけ食べるためにのび太の部屋の中で餅米栽培をしたこともあります(ドラえもん原作第2巻「タタミのたんぼ」より)。そう、初期のドラえもんは「どらやきが好きなロボット」ではなく「おもちが好きなロボット」だったのです。
…と、こんな感じでゲームの端々にさり気なくマニアックなネタが仕込まれています。ざっと一通りプレイしてみての感想ですが、「農園ホッコリーナ」がベースになっているせいかあまり課金にガツガツしていないタイトルだと思いました。確かに有料アイテムやガチャもあるにはあるのですが、課金如何でレアなものがGETできるわけでもないし、ちょっと待てば時間でなんとかなるシステムになっておりマイペースで進められる感じでした。むしろレアな仮想アイテムを得るためにはお金ではなく時間を使ってコツコツとゲームを続ける必要があるようです。まあドラえもんで課金にガツガツしていたらかなり嫌ですが…
ということで毎日ドラえもんを眺めてホッコリしましょう。
ドラえもん (1) (てんとう虫コミックス)
いきなり部屋に上がり込み勝手におもちを平らげるあつかましい初期ドラえもん登場
ドラえもん (2) (てんとう虫コミックス)
おもち喰いたさに六畳の和室で田植えをする「タタミの田んぼ」収録
ドラえもん (7) (てんとう虫コミックス)
白ネコに恋するあまり自分に絶望してドラえもんが自殺未遂をする「好きでたまらニャい」収録