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【レポート】宇宙キターー!!「Angry Birds Space」リリース記念イベントレポート

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フィンランドのRovio Entertainmentが、3月22日に同社の最新タイトル「Angry Birds Space」のリリースに合わせ米ニューヨークや中国・上海、フィンランド・ヘルシンキなど世界各国の主要都市でプレス向け記念イベントを開催しました。日本でも東京・有楽町にあるドコモスマートフォンラウンジにて開催されたのでそのレポートをお送りします。


スピーカーはRovio Japan代表のAntti Sonninen氏(上)と「Angry Birds Space」開発チームのクリエイティブディレクターLauri Konttori氏(下)。Konttori氏はAngry Birdsシリーズでどんなオブジェクトや豚も倒せるオールマイティーな鳥「マイティ・イーグル」をデザインしたクリエイターとのこと。この日は宇宙っぽい(?)サングラスまで用意してノリノリでした。


「Angry Birds Space」は、オリジナルの「Angry Birds」、世界各国の季節イベントをモチーフにしたスピンオフ版「Angry Birds Seasons」、20世紀FOXのアニメ映画「Rio」とのタイアップ版「Angry Birds Rio」に続くシリーズ4作目となるタイトル。但しこれまでのシリーズは「重力」の存在する地上が舞台となっていましたが、Angry Birds Spaceはそのタイトル通り無重力空間の「宇宙」が舞台。これはユーザーから「新作の舞台は宇宙で」とのリクエストがRovioに寄せられたのがきっかけとのこと。またリリースにあたりアメリカのNASAとの正式なコラボレーションが行われ、実際にAngry Birds Spaceの無重力物理エンジンにもNASAのアドバイスがあったそうです。そしてプロモ動画にはNASA所属の本物の宇宙飛行士のDon Pettit氏が出演し、なんと国際宇宙ステーションの中で「無重力状態で実際に鳥をスリングショットで飛ばすとどうなるか?」をデモンストレーションし物理を説明しました。こうしたコラボの背景には、難しいイメージがある物理学や宇宙開発に対し一般人の理解を深めたいというNASAの意向もあったとのこと。


またNASA以外にもAngry Birds Spaceはリリース当初から様々なコラボレーションを実施。例えば韓国サムスンの最新機種「GALAXY Note」ともコラボ(名称が”GALAXY"で宇宙繋がりだから?)し、先日も米テキサス・オースティンで開催されたSXSW2012のサムスンブースで先行公開しました(その様子はこちら


さらに日本のタイトーとも提携し、Angry Birds Spaceの"隠しステージ"としてタイトーのアーケードゲームの傑作「スペースインベーダー」を模したステージも用意されています。


そしてAngry Birdsシリーズではもはやお馴染みのグッズ展開も活発に行っていくとのこと。リリースとほぼ同時にぬいぐるみやTシャツ、コミックなどありとあらゆる種類のグッズを販売。またナショナル・ジオグラフィックからAngry Birds Spaceをフィーチャーした宇宙について分かりやすく解説した書籍も出版されるそうです。まさに前述の「一般人の理解を深めたいというNASAの意向」にピッタリな一冊と言えるでしょう。ちなみに日本からもAmazonで購入可能です。


Angry Birds Spaceのストーリーは、原っぱで卵と共にくつろぐAngry Birdsたちの前に突然ワームホールが出現、中から新キャラ「Ice Cube Bird」(アイスバード)とUFOが現れ、UFOがAngry Birdsたちの卵まで奪い去ってしまうというもの。鳥たちはそれを追ってスリングショットでワームホールの中に飛んで行きますが、不思議な力によってヒーローのような姿に変身します。

なお、タップすると加速する三角形の「イエローバード」は紫色の「レーザーバード」となり、タップした方向に向かって加速するという新たな特性となりました。また大きな赤い鳥「ビッグブラザーバード」はさらに重い鳥「グリーンバード」へと変化し破壊力が増しています。新キャラ「Ice Cube Bird」はぶつかったところを凍結させる特性があり、これと他の鳥たちの特性を組み合わせることによりさらに戦略的なプレイが可能となりました。


こちらが実際のゲーム画面。画面上の円は惑星の重力が及ぶ範囲で、無重力状態の宇宙空間と重力範囲では鳥たちの軌道も変わり本当に先が読めません。またこれまでの「前方に鳥を飛ばす」という概念が無くなり、上下左右ありとあらゆる角度に鳥を飛ばしてオブジェクトを破壊しないと次に進めないようになっています。


会場では参加者を対象に初期ステージでスコアを競うコンテストが開催され、上位2位にランクインした人にはぬいぐるみ、Tシャツ、本がセットになったプレスキットがプレゼントされました。残念ながら私はかすりもせず……。


ということで代わりにシールをたくさん貰ってきました。

Angry Birds Spaceのプレイはこちら!↓ 後日プレイレポートも掲載する予定ですのでどうぞお楽しみに。

National Geographic Angry Birds Space: A Furious Flight Into the Final Frontier
National Geographic Angry Birds Space: A Furious Flight Into the Final Frontier

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