前回の記事で登録〜チュートリアルまで解説した中国の仮想空間「火星」ですが、今回は外に遊びにでかけてみましょう。
そういばまだ他のユーザーを見たことがないなあ…と思い、適当に他ユーザーが開催していたホームパーティに行ってみました。結構集まってます。この時自分も含め一部屋に13人入場しているので結構大人数でも大丈夫なようです。
アバターをクリックするとその人のプロフィールが開きます。「賛!」と書かれているボタンはアメーバピグの「グッピグ」に相当するもので、クリックするとその都度無料の仮想通貨「火星豆」が加算されます。
こうしてあちこちのホームパーティに行って適当に「賛!」を乱発していたらフレンドリクエストが来てしまいました。ここら辺のUIもアメーバピグとだいたい同じです。
次に「旅行エリア」に行ってみたいと思います。エリアは北京、上海、広東、河南、新疆、江蘇、湖南、黒竜江、香港、台湾、日本、アメリカ、韓国、エジプト、ヨーロッパ、行政機構に分かれています。っつーかここ「火星」じゃなかったっけ………
ここは北京の長安大なんとか院。京劇のNPCがいます。
ここでは京劇のアバター用服飾アイテムが売られています。デザイン自体はまあまあ良い感じです。あと値段が全体的にアメーバピグより安め。これは日本と中国の物価の違いからでしょうか?
しかしこれは…………Ameba Pico(アメーバピグの英語版)のガチャNPCでは………アメーバピグだけでなくAmeba Picoの方もウォッチしていたのか…
なんか商店街的なエリア。このレイアウトもアメーバピグやAmeba Picoによくあるやつですねー。
あとアメーバピグには他のユーザーと対戦できるボードゲームが各種あるのですが、それらもほぼそのまま火星にあったりします。こうして向かい合って座る形式まで一緒。
しかも釣りエリアまであった\(^o^)/
まず一番最初に釣りができるエリアに入場するとしょぼい竿とエサが9999個ずつもらえるので、上記のように座席に立ってそれらを装備します。そして「用竿」をクリックすると…
アバターが釣りを始めます。
魚がかかるとこんな表示が出ます。そしてここからはアメーバピグの釣りと全く一緒です。「拉竿」と書かれたボタンをタイミング良くクリック!というかアメーバピグユーザーなら中国語が全くできなくても初見でプレイ可能。
エビが釣れました。
釣果はアルバム形式で見ることができます。また釣りで稼げる独自の仮想通貨(貝のマーク)もあり、これでしか購入できない「釣り仮想アイテム」も用意されています。これもアメーバピグと全く同じですね。
ここは北京コスプレ広場です。仮想アイテム販売のNPCがたくさんいますが…
これはやばい
っつーかなんでジャンプ系のアイテムの中にしれっとドラえもんが混ざっているのか謎。
あとドラえもんの足が長い!
しかしこれはすごいパクリの連打です。
あと火星は空間内での動画再生も可能で、各省のテレビ局とコラボレーションを行いソーシャルテレビ的なサービスも提供しているようです。ここは北京電視台(BTV)とのコラボエリア。コラボ自体は公式のものでパクリではありませんが、空間デザインはご覧のとおりまるっきりアメーバピグのパクリです。
ここは運営元の新浪のエリア「新浪体験館」。新浪のオフィスを再現した場所のようです。
しかしロゴマークやマスコットキャラが「一つ目」って考えてみたらすごいインパクトですね。
ここでは新浪公式の仮想アイテムが買えます。全て無料の仮想通貨「火星豆」で値段も安め。
ということでいくつか買って着替えてみました。
あとここではデスクに5分いるごとに20仮想豆が貰える”お仕事体験”的なコンテンツが用意されています。
座っているアバターの頭上にこのようなマークが表示されます。ただ椅子に座っているだけで仮想通貨が貰えるのでとても楽なお仕事です。途中で席を立ちさえしなければその間他のユーザーとチャットをしていてもOK。しかしこれって……………Second Lifeのキャンプじゃね?
※Second Lifeのキャンプとは…ただそこで踊ったり椅子に座ったりしているだけで時間ごとに仮想通貨が貰えるお手軽なバイト。無料アカウントユーザーには結構重宝されていたが現在はあまり見かけない。
Second Lifeまでウォッチしていたとは……一番最初の北京エリアからもう突っ込みが追いつきません。次回はもうちょっとテンポ良く様々なエリアを見て周りたいと思います。