ドイツ・ミュンヘンに拠点を置くAR(拡張現実)企業のmetaioが、同社が現在提供しているモバイル開発ツール「metaio Mobile SDK」の最新版に3Dオブジェクトのトラッキング機能とヴィジュアルサーチ機能を加えると発表した。
「metaio Mobile SDK」は昨年末に公開された、重力を認識したモバイル向けARコンテンツの開発が可能な開発キット。独自の3Dレンダリングエンジンを含んでいるほかUnityのプラグインも提供されている。同ツールの最新版となるversion 3.1は3月14日に公開予定。今回のアップデートにより、今後は実在する建造物などの上に情報を重ねるようなARコンテンツの製作も可能になるという。