米カリフォルニアに拠点を置くモバイル向けARアプリディベロッパーのCrowdOpticが、Bowman Capitalがリードする投資ラウンドにて計50万ドル(約3800万円)の資金調達を行った。
CrowdOpticはスポーツの試合やフェスティバルなど多くの人が集まるリアルのイベントにARを応用する技術を研究・開発している企業。ARアプリと共に、スマートフォンのGPSとコンパスを使ってユーザーの行動を分析し、群衆がリアルタイムにイベントのどこでどんなことに集中しているかを検出することができるプラットフォームも開発している。また群衆の行動パターンの変動を見つけるためのアルゴリズムも研究しており、それをイベントにおける警備に活用。警備会社のAndrews Internationalと提携し技術提供を行っている。
同社では今回得た資金により、一般ユーザー向けのモバイルアプリやサービスの開発を進めていくとしている。