テレビ、ラジオ、雑誌、本、広告など様々なジャンルで活動してきたARユニット「AR三兄弟」の”長男”こと川田十夢さんの著作。(AR三兄弟の記事をまとめてチェック!)
同書は一応「AR関連書籍」の部類に入るのでしょうが、ARについての技術的な説明はほとんど出てきません。技術云々以前の、川田さん自身の生い立ちから経歴、これまで行ったプロジェクトに至るまで広い意味での「現実を拡張する方法」=ARについて書かれています。また、最近手がけた様々な作品の(企業タイアップ含む)完成に至るまでの思考の流れやエピソードも満載で、タイトルのとおりまさに「企画書」です。さらに川田さんの考えるARの未来やメディア論にも触れることができ、多くの「気付き」が得られました。
この本を読んだあと、思わず自分なりに「こんなARコンテンツはどうだろう?」なんて考えて考えてしまいます。
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