フィンランド・ヘルシンキに拠点を置くソーシャルゲームディベロッパーのSupercellが、Accel PartnersがリードするシリーズAラウンドにて計1200万ドル(約9.6億円)の資金調達を行った。なお、Accel Partnersは既に同じフィンランドのRovio(Angry Birds開発・運営元)にも4200万ドルを投資している。
Supercellは2010年6月に元Digital ChocolateのプレジデントだったIlkka Paananen氏により設立されたスタートアップ。スタッフ数は20名とまだ小規模で、現在同社初の提供タイトルである「Gunshine」のオープンβテストを実施している。本作はFacebookアカウントとTwitterアカウントでそのまま遊べるソーシャルゲームで、スクエアビューの本格的なグラフィックとリアルタイムバトルが特徴。他のプレイヤーとの対戦することもでき、従来のカジュアルなソーシャルゲームよりも本格的なゲームプレイが楽しめるという。基本プレイは無料で、一部の仮想アイテムを有料の仮想通貨で販売するアイテム課金制となっている。