アメリカの若者向け3D仮想空間「IMVU」がスマートフォン向け3Dゲームアプリ開発に参入し、第一弾ゲーム「Hide and Seek」をリリースした。ダウンロードは無料でアプリ内課金の方式を採用している。
IIMVUはアメリカのティーンエイジャー、特に女性を中心に人気のあるサービス。クリエイター登録を行えばユーザー自身がアバター用の服飾アイテムや家具アイテム、空間などを製作し販売することができる。これまで同サービスはユーザーのUGCにより急速に成長してきたが、昨年よりアーティストの著作権・肖像権を取得し”公式アイテム”を製作する「ライセンス・ビジネス」やサービス内でのソーシャルゲームの提供、Facebookアプリの開発と新たな試みを行っている。
同社が全くオリジナルの3Dゲームアプリをリリースするのは今回が初の事例。「Hide and Seek」は、古代の遺物を盗んだ”Puzzler Gang”から遺物を取り戻す「宝探し」ゲーム。指定時間内に3D空間の中に隠された遺物を探し集めるという内容で、プレイできるレベルは20以上も用意されている。iPhoneとiPadのどちらにも対応しており、Appleのゲームコミュニティ「GameCenter」とも連動しているので他ユーザーとスコアを競うこともできる。