アイティア株式会社が、AR(拡張現実)技術を利用したAndroid搭載スマートフォン向けの動画・写真撮影アプリ「モシモカメラ®」を開発した。Androidスマートフォンのカメラで撮影した動画や写真を様々な”空想エフェクト”とリアルタイムで CG合成することができる。
「モシモカメラ」は、その名前が示すとおり「もしも、彼女が光輝いていたら?!」、「もしも光で絵が描けたら?!」など、「もしも・・・?!」だったらという様々な空想を、被写 体の動きを検出してリアルタイムでエフェクトを合成してプレビューしながら動画・写真の撮影を実現できる世界で初めてのAR撮影アプリ。ユーザーは12種類以上ある空想エフェクトの中から好きなエフェクトを選択し撮影ボタンを押すだけで、被写体の動き・顔を自動的に検出して選択した空 想エフェクトをリアルタイムで合成した動画の撮影をすることができる。また撮影した動画は YouTubeなどの動画共有サイトに簡単にアップロードできる。
同アプリはスマートフォンで撮影した動画や写真から被写体の顔や動きなどを感知し、特徴判定を行ったうえでリアルタイムでイメージやアニ メーションを合成することができるエンジン「AITIA Symphonic Motion™ Mobile」を搭載している。このエンジンは元々アイティアがインタラクティブなデジタルサイネージ(電子看板)向けに開発したもので、今回これをAndroid搭載スマートフォンに移植することに成功したという。既に同アプリは富士通東芝モバイルコミュニケーションズ株式会社が株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモに提供するドコモ スマートフォン「REGZA Phone T-01C」及びKDDI株式会社、沖縄セルラー電話株式会社がau向けに提供するAndroid au「REGZA Phone IS04」に搭載されているとのこと。