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公開→運営会社閉鎖→たった3ヶ月で終了…なUGC型MMO「APB: All Points Bulletin」が来年復活

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公開→運営会社閉鎖→たった3ヶ月で終了…なUGC型MMO「APB: All Points Bulletin」が来年復活

米MMOニュースサイトの「MASSIVELY」によれば、運営会社の財政悪化のため公開からたった3ヶ月で終了してしまった定額制のMMO「APB: All Points Bulletin」が2011年前半に復活するという。しかも基本プレイ無料の料金システムになるとのこと。

「APB: All Points Bulletin」はスコットランドのオンラインゲームディベロッパーのRealtime Worldsが開発・運営していた、言わば”犯罪しばりのモノ作り仮想空間”。ユーザーはEnforcer(警察)かCriminal(犯罪者)のどちらかに属してミッションをこなしながら敵対する陣営と戦うのだが、ゲーム内でアバター用の衣装アイテムやTatooの柄、車のペイントを自由にデザインすることが可能で、さらに音楽を作るシーケンサーも用意されておりBGMを作曲することもできた。またそれら自作のアイテムをゲーム内のオークションで販売して仮想通貨を稼ぎ、それでゲームの利用料金を払うシステムも実装されていた。
しかしそれだけ自由度の高いMMOをローンチしながらも、開発・運営元であるRealtime Worlds社の財務状況が悪化。2作目となる3D仮想空間「Project: My World」の開発を発表し立て直しを図るも、最終的に経営難に陥りRealtime Worlds社は閉鎖、「APB: All Points Bulletin」は公開からたった3ヶ月でサービスを終了してしまった。
だがここにきてGamersFirstが「APB: All Points Bulletin」の知的所有権を獲得したと発表。同社によれば「APB: All Points Bulletin」の運営は同社の子会社である「Reloaded Productions」が全て引き継ぎ、タイトルを「APB: Reloaded」と改名し2011年の前半に基本プレイ無料のMMOとして再ローンチする計画だという。既に新しい公式サイトとFacebookファンページが稼動している。

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