ソニー、「THE 世界遺産」の3D版の制作を開始

「THE 世界遺産」は、世界各地の世界遺産の映像を”SONYの最新映像技術システムで未来永劫記録していく”という企画のもと始まったドキュメンタリーシリーズ。ギャラクシー賞、ATP賞、橋田賞、グッドデザイン賞など多くの賞を受賞しているほか、国際連合教育科学文化機関（UNESCO）から感謝状とメダルも贈呈された。
今回発表された3D版は「THE 世界遺産3D GRAND TOUR」というタイトルで制作されており、TBSが全編SONYの機材を使用して撮影。撮影には小型・軽量ながら高画質・高機能を実現したSONYの業務用カメラ「HDC-P1」と3D撮影の解析・補正を行うマルチイメージプロセッサー「MPE-200」を組み合わせた最先端の3D撮影システムが採用されているという。既に日光の社寺と九寨溝（中国）の撮影を終え、2011年3月末までにさらに4 か所（イタリア・スペイン・トルコ・カンボジアを予定）の世界遺産での撮影を行い、2011年3月末までに約30分の番組計6本を制作する予定とのこと。第一回目は12月18日よりスカパー！の3D専門チャンネルで放送され、従来の2D版と同様にソニーが番組提供を行う。
ソニー株式会社
http://www.sony.co.jp/
THE 世界遺産
http://www.tbs.co.jp/heritage/
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