米インディアナ州の州立大学であるBall State大学のDigital Intermedia Arts研究所(以下IDIA)が、歴史的建造物を3D仮想空間「Blue Mars」の中に再現するプロジェクトを行っていた学術エリアを一般開放した。
IDIAは芸術と科学、テクノロジーのコラボレーションの可能性を研究するデザインスタジオでこれまでにも立体視やVR、シミュレーションなど様々な技術と芸術を結び付ける試みを行ってきた。このBlue Marsを使ったプロジェクトでは世界中の様々な歴史的建造物を正確にBlue Marsの中に再現。同研究所が本物の建物や立像をレーザースキャンし収集したモデリングデータをそのままBlue Marsにインポートして制作された。Blue Marsユーザーは最新版のクライアントをインストールすれば誰でもIDIAエリアに入場することが可能。中には日本の平等院鳳凰堂も正確に再現されている。