Unity Technologiesが、同社が提供しているWebブラウザ内でフル3Dのゲームや仮想空間が作れるゲームエンジン「Unity」の最新バージョンver.Unity 3.1(3.1.0)をリリースした。併せて開発者がゲームを構成するアセットを販売できるマーケットプレイス「Asset Store」もオープンした。
「Unity」は、Wii/Xbox 360/PS3、Webブラウザ上、iPhone/iPodTouch/iPad、Androidなど様々な環境で使用できるゲームエンジン。どんなプラットフォーム上でも本格的なフル3Dのグラフィックが実現できるため、多くのWebブラウザゲームや仮想空間に使用されている。アセットとは、3Dモデル、テクスチャ、画像、アニメーション、音楽などゲームを構成する”素材”のこと。今後Unityユーザーは自分で制作したアセットを「Asset Store」に登録して販売したり(売り上げの70%が製作者の取り分)、また他ユーザーが登録したアセットを入手できるようになる。