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【シネマ案内状】最新デジカメで撮る、かつてない新しい時代劇

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最新鋭のデジタル・ビデオカメラ2台で撮影された初の時代劇が誕生した。第13回手塚治虫文化賞漫画大賞など数々の受賞歴を誇る、よしながふみ原作の人気コミック「大奥」だ。


物語の舞台は、男だけが患う謎の疫病の流行で、男性の人口が女性の4分の1にまで落ち込んだ江戸、徳川の時代。男女の役割が逆転した世の中では女が働き、男は子孫を残すための貴重な存在。
そんな世で最も贅を尽くした場所は、ひとりの女将軍に数多くの美しき男が仕える大奥だった。
男たちの熾烈な嫉妬と野望渦巻く中、困窮した旗本である実家を救うため、大奥にあがる決意をする、二宮和也演じる青年・水野。煌びやかな表向きとは裏腹に、一度足を踏み入れたら俗世に戻ることが許されない闇をも併せもった世界で、水野は剣の腕と才覚で出世を遂げていく。
ある日、大奥の抜本的な改革を進める柴崎コウ演じる第八代将軍、吉宗と水野が出会うとき、大奥100年の歴史が動き出した……。
一見するとありえない内容なのだが、その大胆かつ斬新な設定が本当かもしれないと錯覚するくらい、映画の世界は完璧に表現されている。
その世界観に一役買ったのは冒頭で述べたデジタルビデオカメラ、Red DigitalCinema社の「RED ONE」だ。フィルムカメラで撮影したような映像クオリティーを確保できるうえに、デジタルカメラだから時代劇モノでは不可欠なCG処理も簡単、動画から静止画を抜いても超高画質、そしてカメラ本体が低価格という、販売当初から映像業界が関心を寄せているカメラだ。
物質的な重さや起動するまでに多少時間がかかるなど改善点もあるが、この最新カメラの力を存分に感じつつ、粋な大奥の世界を満喫して欲しい。 (青柳さやか)
大奥
配給:松竹 アスミック・エース
公式サイト:http://ohoku.jp/
(東京IT新聞的シネマ案内状より転載)
東京IT新聞
http://www.tokyoitshinbun.jp/

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