3D仮想空間「Blue Mars」を運営するアメリカ・ハワイのAvatar Reality社が、ベンチャーキャピタルのKolohala Venturesら投資家から計420万ドルの資金調達を行った。
「Blue Mars」は、西暦2177年の近未来の”テラフォーミング”(人為的に惑星の環境を変化させて人が住めるようにすること)された「蒼い火星」がモチーフの3D仮想空間。ゲームエンジンの「CryEngine2」を使用しているためこれまでの3D仮想空間よりも美しいグラフィックを実現しており、ディベロッパー登録を行えばアバターの服飾アイテムやオブジェクトアイテム、建物、土地、ゲームなどのコンテンツを自分で製作しビジネスをすることができる。現在試験的にワールド内の「Shade City」にてアバター用の服飾アイテムの販売が行われている。
今回の増資により同社のこれまでの資金調達の合計は約1300万ドルとなった。またこれに合わせ同社ではゲームディベロッパーのFoundation 9やUbisoft、Electronic Arts(EA)でクリエイティブディレクターを務めたTrent Ward氏をデザイン部門のVPとして迎えている。
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http://www.avatar-reality.com/newsroom/pr_20100324_funding.html