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【シネマ案内状】新しいアリスの世界に浸るスイッチは3D

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独特の世界を創造し、観る者に強烈な印象を与える奇才ティム・バートン監督。彼が誰もが知っている物語をベースに新たなファンタジー映画を誕生させた。4月17日ロードショーの「アリス・イン・ワンダーランド」がそれだ。


モーション・キャプチャーやCG、アニメーションなど、あらゆる技術を組み合わせ、19歳に成長した不思議の国の「アリス」を、再びワンダーランドへと旅立たせたのだ。
オリジナルの物語が持つ摩訶不思議なキャラクターと予測不可能なストーリー展開は、ティム・バートンの手にかかり更に加速度を増す。
それに加え今回の作品では3Dの映像が、その不気味なファンタジーの世界に大きく寄与しているようだ。
全米のオープニング興入の、実に68.8%が3D上映によるという事実はそれを裏付けている。それほど3Dの映像体験は人々を魅了し始めているのだ。
たしかにメガネかけて映画に臨むと、まるでアリスと一緒にワンダーランドに入り込んだかのような錯覚を覚えた。3Dメガネは、ワンダーランドを覗き見る切符で、メガネをかけることで、その世界に初めて足を踏み入れることが許される。
毒々しいまでに青紫色した花や赤黒いキノコが生い茂る森の中など、映画の世界で表現される情景は、3D効果によってあたかもそこに存在しているかのように、よりリアルに怪しげに迫ってくる。
頭が大きすぎる女王や、目が大きすぎる帽子職人、丸々と太った双子の兄弟…。個性溢れるキャラクター全てが、まるで本当に存在しているかのようだ。
新しいエンターテイメントと呼ぶにふさわしい不思議な世界のオンパレード。見る者の期待を裏切らない新しいアリスの世界が、もうすぐ体感できる。 (青柳さやか)
アリス・イン・ワンダーランド
配給:ウォルトディスニースタジオモーションピクチャーズジャパン
公式サイト:http://disney-studio.jp/disney/special/alice/
(東京IT新聞的シネマ案内状より転載)
東京IT新聞
http://www.tokyoitshinbun.jp/

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