北京理工大学、失われた庭園をARで復元

   2013/01/14

中国の北京理工大学光電子工学研究所が、戦争で失われてしまった清朝時代の庭園をVR(仮想現実)AR(拡張現実)、画像処理によって甦らせる活動を行っている。

北京にある「円明園」は今でこそ湖があるだけのただ広い公園だが、かつて清朝の頃にはフランスのヴェルサイユ宮殿を模した西洋建築と東洋建築が融合した壮麗な庭園が存在していた。しかしアヘン戦争以後イギリス軍とフランス軍により徹底的に破壊・略奪されてしまい、今では残骸が少し残っている程度だ。それを北京理工大学光電子工学研究所が現存している資料を参考にありし日の姿を3DCGで再現。さらにそれを現在の円明園の風景の上に重ね合わせ、まるで観光地で望遠鏡をのぞくような感覚で体験できる装置を開発した。この事業は軍と政府・大学・民間企業が連携して行う産官学連携プロジェクトで、将来的には他の遺跡や遺構にも応用したり、装置を常設して観光客に楽しんでもらえるようにするとのこと。

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