現在アメリカでは”ヴァンパイア”がちょっとしたブームだ。映画「トワイライト」に始まり連続ドラマや子供・若者向け小説、はてはFacebookやiPhoneのソーシャルアプリまで、とにかく”ヴァンパイア・コンテンツ”があふれている。このヤングアダルト小説「Vampire Academy」もその一つで、既にティーンエイジャーに絶大な支持を受けベストセラーになっているが、表紙を”ARマーカー"にしてAR(オーギュメンテッドリアリティ:拡張現実)とFacebookを連動させた面白い試みを行っている。
まず同作品の公式サイトにアクセスし、自分の名前の登録とWebカメラでの顔写真の撮影を行ったあと同作品の表紙を画面上に映すと、先程撮影した自分の顔が本の表紙となって浮かび上がる。さらにFacebookとも連動しており、そのまま顔写真をFacebookに投稿することも可能だ。Facebook上には同作品のグループもあるので、他の人の写真を見ることもできる。