【レポート】DIGITAL CONTENT EXPO 2009(1)

   2011/04/01

経済産業省と財団法人デジタルコンテンツ協会が主催するCGやバーチャルリアリティなどの最新技術の祭典「DIGITAL CONTENT EXPO 2009」が、10月22日~25日の日程で東京・お台場の日本科学未来館にて開催されている。

【レポート】DIGITAL CONTENT EXPO 2009
同イベントは、最先端のコンテンツや技術に実際に触れて体験できる展示会。コンテンツ技術を集めた「ConTEX2009」や3D技術の展示を行う「国際3D Fair」など計6つのプログラムが共催する形式で、CGアートあり、ロボットあり、映像システムありと盛り沢山の内容となっている。その中で気になったものをいくつかピックアップしてご紹介したい。
■東京工業大学&電気通信大学「Haptic Ring」
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「Haptic Ring」は、ディスプレイ上に表示されたCGのぬいぐるみ(バーチャルクリーチャ)と触れ合える作品。ワイヤーを使用した超小型の「力覚インタフェース」を指に装着して仮想のぬいぐるみに触れたり、撫でたり、つついたりすると、ちゃんとそれぞれの動作に対して反応を返してくれる。だたし強い力でつついたり叩いたりすると嫌がってガードしたり避けられたりしてしまうので注意。
Haptic Ring
http://haselab.hi.mce.uec.ac.jp/en/index.php?Haptic%20Ring
■コンセプト展示「デジタルコンテンツの森」
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その名のとおり「デジタルの森」を体験できるヴァーチャルリアリティ的映像作品。床に水面と草の映像が投影されているのだが、来場者の歩行に合わせて波紋が広がり草原が出現する。また水音もちゃんと連動しているので、まるで水の上を歩いているような気分が味わえる。
■株式会社内田洋行 知的生産性研究所「リアルタイム・コンフィグレーター」
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株式会社内田洋行では、ドイツのRTT社が提供するソフトウェア「リアルタイム コンフィグレーター」のデモンストレーションを行っていた。3D立体視で仮想空間内でデザインの評価や検証と行えるというもので、自動車やオフィスの完成予想図を3DCGで作成し、マウス操作で色を変えてイメージを確かめることもできる。
■東京大学「Ifeel-IM!システム」
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「Ifeel-IM!システム」は、一言で言うと「仮想世界にいるアバターと現実世界にいるユーザーの感情を繋げる」システム。上記の「手」が付いたセンサー付きのベルトを胴体に装着してセカンドライフをプレイすると、アバター同士が抱き合う「締め付け感」が実際にベルトを通して自分の体に再現される(アバターが抱き合うと同時にベルトが締まる仕組み)。
またハート型のベルトはアバターの「ドキドキ感」を再現するセンサー。セカンドライフ内でアバターがドキドキしているモーションを再生すると、それに合わせてハート型センサーもブルブル震える。
■金沢工大学園 小坂研究所「Back to the mouth」
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「Back to the mouth」は、”口臭”を武器に敵と戦う「吹き矢ゲーム」。Wiiコントローラーを利用した吹き矢型デバイスには”においセンサー”が付いており、スクリーンに向かってデバイスを構え息を吹き込むことで敵のモンスターに”口臭玉”を放ち攻撃できる。とにかく口が臭くなければモンスターを倒せないので、口臭に自信の無い人はプレイ中に様々なものを食べて口を臭くしなければならない。どの食べ物を食べるべきかLEDが光って教えてくれる機能もある。
■日本放送協会 放送技術研究所「バーチャルパペット」
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NHKのマスコットキャラ達が浮かび上がるかわいらしいAR(オーギュメンテッドリアリティ:拡張現実)の展示。ARマーカーをモニター越しに見ると「どーもくん」などのキャラが表示される。このキャラ達はCGで製作したものではなく、実際に中に人が入って動いている着ぐるみを22台のカメラで撮影し、その映像から3Dモデルを生成したという。撮影現場では現実の人とこうした「ARキャラ」が共演する映像を撮っているとのこと。
(2)へ続く
DIGITAL CONTENT EXPO 2009
http://www.dcexpo.jp/
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