「電脳コイル」の世界に一歩近づく—ブラザー工業、ARメガネのモバイル化に成功

 

「電脳コイル」の世界に一歩近づく---ブラザー工業、ARメガネのモバイル化
ブラザー工業株式会社が、メガネ型の網膜走査ディスプレイ(Retinal Imaging Display:以下RID)の電池ボックスの大幅な小型化に成功し、モバイル化を実現した試作機を開発したと発表した。

RIDとは、目に入れても安全な明るさの光を網膜に当て、その光を高速で動かすことによる残像効果を利用した映像投影技術のこと。網膜に投影された映像は「視覚」として認識され、まるで目の前に映像が存在しているかのように感じられる。同社のRIDは透過型ディスプレイのため視野を妨げることなく画像を見ることができ、また1m先で16インチ相当のものを見ることができる。メガネ型となっているので装着しやすく手もふさがらないので、両手を使った作業で手軽にマニュアルなどを参照することができるという。
「電脳コイル」の世界に一歩近づく---ブラザー工業、ARメガネのモバイル化
同社では2005年に開催された「愛・地球博」に据え置き型のRIDを使ったアトラクションを展示し、2008年にはメガネ型の試作機の開発に成功。さらにプリンタなどのレーザープリンティング技術の開発で培った光学システム技術や、インクジェット方式のプリンティング技術で使用する圧電方式(ピエゾ方式)技術などを応用しRIDの開発を行ってきた。今後同社では来年2010年度の事業化を目指すとしている。
ブラザー工業株式会社
http://www.brother.co.jp/
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