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【CEATEC JAPAN 2009レポート】その他気になった展示いろいろ

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これまで3Dインターネット、3D製品(立体視)、AR(オーギュメンテッド・リアリティ:拡張現実)とテーマを分けてCEATECをレポートしてきたが、それに収まりきらない”ちょっと気になった展示”をまとめてお送りする。

■携帯の中に3D地図を
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株式会社ゼンリンのブースでは、NTTドコモと協力して開発された「3D地図ビューアー」が展示されていた。 「3D地図ビューアー」とは、携帯電話の画面上で3D地図を表示するアプリ。ちゃんと3Dモデルで建物が再現されているのだが、サーバーで3D画像計算処理が行われているとのことで非常にスムーズに動作し、携帯をかざした方向に合わせてリアルタイムで周辺情報を案内してくれる。地図データは株式会社ジオ技術研究所の3D地図「Walk eye Map」を使用しており、既にPC画面で見る3D地図や車のカーナビでも利用されているという。
株式会社ゼンリン
http://www.zenrin.co.jp/
■1時間で7㎝彫刻
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韓国・ソウルに拠点を置く株式会社carimaでは超高速光造形機(3Dプリンタ)「Master」を出展。3D CADデータをスライスして得られた断面形状を光硬化性樹脂に光を照射させて硬化させ、一層ごとに積層する。通常の同タイプのプリンタだと1時間に1~2㎝程度しか積層できないのに対し、この「Master」は7㎝も積層できるとのこと。また硬い樹脂だけでなく柔らかい樹脂や様々な色の樹脂も使用できるという。ちなみにお値段は約700万円。安い!
株式会社carima
http://www.carima.co.kr/
■メガネなしで立体映像
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有限会社石川光学造形研究所では、メガネなしで立体映像が見られる不思議なスクリーン「3D・B-Vision」を出展していた。専用スクリーンに映像を投影し、明るい場所で3Dメガネなしで立体映像を視聴することができる。これを利用して、ジオラマ上に立体映像を重ねて投影することもできる。
またその隣では透明な球体の内部に映像を表示できる「水晶球ディスプレイ」も展示。これを使えばちょっとした占い師気分が味わえるかもしれない。
有限会社石川光学造形研究所
http://www.holoart.co.jp/
■アバター感覚でヴァーチャル着せ替え
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KDDIブースではARだけでなくこんなアバター風のサービスのデモも行われていた。これは、実在する最新のファッションアイテムを携帯上で着せ替えてコーディネイトし、そのままショッピングサイトにアクセスして買い物できる「EZ MYスタイリング」。自分に近い髪型の顔を選択して”ヴァーチャル試着”したら、「au one Brand Garden」で即購入!今のところ予め用意されている顔しか利用できないが、携帯で撮影した自分の顔を利用できるよう開発が進められているとのこと。利用には会員登録が必要(情報料:ライト会員/無料、ベーシック会員/月額157円)。
アクセス方法:
EZ→トップメニューまたはau oneトップ→カテゴリ(メニューリスト)→EZサービスで探す→映像・画像・音声→EZ MYスタイリング
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