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シンガポールのゲーム開発会社、14世紀のシンガポールを再現した仮想空間を構築

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シンガポールのゲームディベロッパー・Magma Studios社が、9月17日~20日までシンガポールにあるSuntec Singapore International Convention & Exhibition Centerにて開催されたゲームショウ「Games Convention Asia 2009」にて、14世紀のシンガポールを再現した仮想空間「Temasek」を構築すると発表した。


「Temasek」は同社とシンガポール国立遺産局(National Heritage Board)との共同で開発されており、ユーザーがクエストをこなしたり仮想アイテムを集めたり、当時の服飾アイテムで着せ替えをしたりと、楽しみながら14世紀のシンガポールの歴史を学べる学習要素の強いサービスになる予定とのこと。
同社のクリエイティブ・ディレクターであるChris Jones氏は「若いシンガポール人は、シンガポールは国土も狭く歴史も他の国に比べてダイナミックさに欠けつまらないという意見を持っているが、決してそんなことはない。シンガポールは貿易と商取引で繁栄した国家で、ちょうどその基盤が出来上がったのが14世紀ごろ。当時は様々な人種・民族が交流し混じり合い、且つ海賊や人食いトラが跋扈しとシャムとジャワが侵攻してくるという危険な面もあった。若者たちにこれらの刺激的な歴史を仮想空間の中で学んでもらい、国家への帰属意識を促進したい。」とコメントしている。
Magma Studios
http://www.magma-studios.com/
National Heritage Board
http://www.nhb.gov.sg/WWW/

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