アメリカの”音楽系”3D仮想世界「vSide」が突然サービスを終了してしまった。理由は「追加資金を調達できなかったため」だという。
「vSide」はアメリカのDoppelganger社が開発・運営する「音楽」に特化した3D仮想空間。リアルに描かれた空間とワザとアニメっぽく表現されたアバターとの質感のギャップが特徴で、空間内には多くのライブハウスやクラブ、CDショップなどの施設が設けられていたほかイベント開催も活発で、「ミュージシャンのための仮想空間」とも呼ばれていた。また一時はSBI Beyond株式会社が企画する仮想世界「東京0区」のプラットフォームにも検討されていた(2008年8月にライセンス契約交渉を打ち切り)。
しかし同社は、7月9日に突然公式フォーラム上にて7月16日(木)でサービスを終了すると発表。理由はサービスを継続していくだけの追加資金の調達ができなかったためとのこと。現在vSideのサイトにアクセスしてもログイン画面が表示されるだけで、新規ユーザー登録もクライアントソフトのダウンロード&インストールもできない状態となっている。