Cisco Systemsが、同社内で開催しているリーダーシップ会議にヴァーチャル会議システムを使用したところ、例年より経費を約340万ドル(約3億円)節約できたと発表した。
元々同社では2007年ごろからセカンドライフや同社独自の仮想空間で活発に活動を行っており、業務にも積極的に仮想空間を導入してきたが、毎年春に開催するリーダーシップ会議に今年初めてヴァーチャル会議システムを導入。会議には世界中から3000人以上ものシニアリーダーの参加があったが、アメリカ以外の国のリーダーたちの多くはヴァーチャルで参加した(実際の会場はサンフランシスコ)。しかし議論自体はリアルさながら活発に行われ、さらに参加者の出張時間が90%削減され、経費も約340万ドル節約できたという。