カナダ・バンクーバーに拠点を置くUtherverseが、同社が運営しているアダルト専門の3D仮想空間「Red Light Center」の”大使館”をセカンドライフにオープンすると発表した。
「Red Light Center」はアダルトコンテンツに特化した3D仮想空間。ユーザーは自分のアバターをカスタムし、カフェやナイトクラブなどの施設で遊んだり仮想通貨「Ray」でショッピングをしたり、ドラッグやヴァーチャルセックスを楽しむことができる。また「Ray」をドルに換金するRMTが公式に認められていることや、L&L Financial Servicesが参入しユーザーに金融サービスを提供していることでも知られている。基本利用は無料だが、無料アカウントだと服が脱げなかったりセックスができなかったりと制約が課せられているので、多くのユーザーが月額20$のVIPアカウントにアップグレードしているという。
セカンドライフは先日アダルトコンテンツのフィルタリングを発表。アダルトコンテンツを提供する施設はメインランドとは別に設けられたアダルト専門エリア「Zindra」へ移されることとなった。Red Light Centerの大使館はこの「Zindra」内にオープン。セカンドライフとRed Light Centerの双方にアカウントを持つユーザーの交流の場として、また今までRed Light Centerを知らなかったセカンドライフユーザーに対するアピールの場としての機能を担うとのこと。