これまでオープンβテストを行っていた、リアルの車の玩具「Ridemakerz」と連動した男の子向けの仮想空間が正式サービスを開始した。
「Ridemakerz」は、ボディやシャーシ、タイヤなど自動車の各部品を自分で組み合わせてカスタムできる玩具。GMやフォード、BMWなど実際のメーカーと契約しており、現実に存在する車をモデルに自分だけの”マイカー”を作ることができる。昨年よりElectric Sheep Companyが提供するブラウザベースの3D仮想空間プラットフォーム「WebFlock」を使用し、リアルさながらの「パーツの組み合わせ」が楽しめる仮想空間を構築し、そのテストを行ってきた。
この玩具及び仮想空間のターゲット層は6~12歳の男の子で、仮想空間版は言わば購入前の”お試しカスタム”的なもの。仮想空間は商品の公式サイトのトップページからアクセスできるようになっており、ユーザーはリアルの玩具を買うと付いてくるコードを入力してログイン、そこでまた別のパーツの組み合わせを試し、他のユーザーと一緒にレースをすることができる。
Ridemakerz
http://www.ridemakerz.com/
関連記事:
【Engage! Expoレポート】「ぶっちゃけ子供向け仮想空間ってどうよ?」---実際に小学生に聞いてみた
仮想世界事業モデルのカギは「プラットフォーム」へ Electric Sheep Companyの「WebFlock」