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リンデンラボ、イントゥイットとマッキンゼーからの役員投入で経営幹部を強化

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セカンドライフを運営するリンデンラボが、新たにコア開発担当バイスプレジデントとして元イントゥイット社のエンジニアリング担当バイスプレジデントのブライアン・ミション氏を、戦略及び新規事業担当バイスプレジデントとして元マッキンゼー社パートナーのジュディ・ウェイド氏を迎えたと発表した。


リンデンラボは昨年フィリップ・ローズデール氏からマーク・キングドン氏にCEOが交代し、以後100名の社員を新規採用。現在社員数は全世界で300名以上となっているほか、役員チームにも元ピクサーのハワード・ルック氏や元アドビのトム・ヘイル氏、元AOLのフランク・アンブローズ氏ら多くの人材を投入している。
今回の新役員就任についてリンデンラボCEOのマーク・キングドン氏は、「ブライアンとジュディには急速に進化するビジネス環境で大型プロジェクトを円滑に管理できる素晴らしい資質がある。ブライアンは数十年に渡り世界有数の大企業向けに可用性の高い基幹ソフトウェア・サービスを設計してきた。またジュディには半導体の最大手から新興のソフトウェア企業まで、幅広い戦略計画立案と執行の経験がある。両者とも変化へ柔軟に対応する術を理解しており、それは常に前人未到の領域に進み続けるリンデンラボにとっては必要不可欠なこと。現在我々は転換期を迎えており、インフラへの投資や新しい提携関係の締結、セカンドライフの追加機能の開発やユーザー体験の大変革に向けて準備を整えている。これらを実現するために強力な役員チームを組織してきたが、ブライアンとジュディがもたらすスキルと経験はリンデンラボが次の段階に向けて発展していくために必要不可欠であることは間違いない。」とコメントしている。
コア開発担当バイスプレジデントに就任したブライアン・ミション氏は、元イントゥイット社のエンジニアリング担当バイスプレジデントで、Quickbooks™やTurboTax™、Quicken™をはじめとしたホスト型ソフトウェアとデスクトップ・ソフトウェアを駆動するWebサービス及びプラットフォームのソフトウェア開発を担当した人物。それ以前はApps.comの共同設立者でバイスプレジデントとしてビジネス・アプリケーションのオンライン・ディレクトリーの設計・開発の先頭に立っていたという。
一方、戦略及び新規事業担当バイスプレジデントに就任したジュディ・ウェイド氏は、以前はケイパー・エンタープライズの客員起業家として、企業研修におけるセカンドライフの活用とその効果を評価する業務を行っていたという。それ以前はマッキンゼー・アンド・カンパニーのパートナーで、組織・戦略プラクティスのメンバーとして複数の部門にわたる重要な戦略や組織変革についてフォーチュン500企業のクライアントや高度成長企業のコンサルティングを行っていたとのこと。
リンデンラボ公式サイト
http://lindenlab.com/
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