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モバゲー、アバターの売上が回復 しかしタイアップ広告は不調

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モバゲー、アバターの売上が回復 しかしタイアップ広告は不調

株式会社ディー・エヌ・エー(以下DeNA)が、2009年3月期第3四半期(2008年10月~12月)の連結決算を発表した。それによると、主力サービスであるコミュニケーションサービス「モバゲータウン」のアバターアイテムの売上が回復し、またモバイルECサイト「モバコレ」の年末商戦の売上が伸びたため増収増益となったが、一方でモバゲータウンのタイアップ広告は不調だという。

同社の2009年3月期第3四半期の売上高は前年同期比12%増の93億9300万円で、営業利益は同1%増の39億6200万円、経常利益は同2%増の40億2700万円、純利益は同4%増の22億2000万円だった。
このうち、モバゲータウンの売上高は46億8700万円で第2四半期から”回復”。主な要因は、ハロウィンやクリスマスなどシーズンイベントに連動したアイテムや「ルパン三世」などキャラクターもののアバター、新しい育成系のアバターなど”企画”もののアイテムが人気だったことと、ユーザーのアバタープレゼント交換機能の利用が活性化したことだそうで、これにより20~30代のユーザー数が伸びて一人当たりの使用金額が増えたという。
しかし、モバゲータウンのタイアップ広告の売り上げは11億3600万円で初めて減少。モバゲータウンの広告収入は、通常であれば純広告が60%、タイアップ広告と検索・コンテンツ連動型広告が20%という比率とのことだが、10~12月の2ヶ月はタイアップ広告の比率が3%にまで低下したという。
今後同社では、現在2Dで動きのないモバゲータウンのアバターを3Dにして動きのあるアバターにし、アバターアイテムの売上拡大して巻き返しを狙うという。

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