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シンガポールMDA、仮想空間を含む5つのプロジェクトに760万ドル資金提供

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シンガポールメディア開発庁(MDA)が、子供・若者向けの2.5D仮想空間「Fresbo」と、3D環境でロボットを設計することができるサービス「BotsLife」を含む5つのニュー・メディア・プロジェクトに合計760万ドルの資金を提供した。

シンガポールメディア開発庁(MDA)とは、2003年に創設された”シンガポールを「世界のメディア都市」に変える”ための機関。映画やテレビ番組、ラジオ、出版、音楽、ゲーム、アニメ、その他様々なメディアサービスを「双方向デジタルメディア」へ発展させるための活動を行っているほか、業界のビジネス支援の環境の醸成や、消費者のメディアの選択肢を増やすことに努めている。
「Fresbo」はSNSの機能も備えたWebブラウザベース仮想空間で、パブリックベータテストの段階で34万人のユーザーを獲得した。「BotsLife」もWebブラウザベースだがこちらは完全に3Dで、6~12歳までの子供を対象に「オリジナルのロボットを作る」ことに特化したサービス。既にトイザラスとの提携が決まっており、ヴァーチャルのロボットをリアルの玩具にする計画が進められている。
シンガポールMDA副CEOのMichael Yap氏は、「今回選ばれたプロジェクトは、”シンガポールがニューメディアセクターのリーダーとなる”という目標を強化する存在となるだろう」とコメントしている。

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