【VW Londonレポート】エンタメから訓練まで…企業出展ブースを振り返る(Flashベース編)~レポート(2)~

   2016/01/02

今回の「Virtual Worlds London」の出展ブース数は合計18小間。こちらも「Virtual Worlds Conference and Expo」に比べればかなり小規模ではあったが、展示フロアが2階に分かれていたので閑散とした雰囲気ではなかった。むしろ狭いところに参加者が集まり移動し辛かったほど。あとブース数が少ない分一つ一つのブースをよりじっくりと見て詳細な説明を聞くことができた。その中から主なものを写真でレポートしてみたい。

【VW Londonレポート】エンタメから訓練まで…企業出展エリアの様子を振り返る~レポート(2)~
こちらはドイツのSpin AGが運営する若者向けの仮想空間「Freggers.com」。FlashベースでWebブラウザ上で動作する仮想空間で基本利用は無料。ユーザーはアバターをカスタマイズし、チャットや動画視聴、クラブでのダンス、部屋のカスタム、各種ミニゲームなどが楽しめる。特徴的なのは3頭身に小さくデフォルメされたアバターで、主線がくっきりと描かれ、色使いも鮮やかなデザインはどこかしらアニメキャラクターのデザインを彷彿とさせる。同社は元々チャットやミニゲームもできるSNS「Spin.de」を運営してきており、「Freggers.com」はその発展系ともとれる。

【VW Londonレポート】エンタメから訓練まで…企業出展エリアの様子を振り返る~レポート(2)~

Freggers.com
http://www.freggers.com/

【VW Londonレポート】エンタメから訓練まで…企業出展エリアの様子を振り返る~レポート(2)~

【VW Londonレポート】エンタメから訓練まで…企業出展エリアの様子を振り返る~レポート(2)~
こちらは今月から英語版の公開も開始した「Visitoons」。これもFlashベースでWebブラウザ上で動作するのだが、空間をサイト内に埋め込んでオリジナルのチャットスペースを作ることができる。既に多くのサイトでの導入事例があるようで、たとえば上記画像にあるように、スペースの背景に写真画像を貼ったりしてカスタムすることもできる。またアバターはフレディ・マーキュリーやマリリン・マンソン、エリック・クラプトンなどのミュージシャンから、オバマ候補、マケイン候補、マザー・テレサと各界の有名人がデザインされているのだが、そのデフォルメ具合は非常に個性的だった。

Visitoons
http://www.visitoons.com/

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【VW Londonレポート】エンタメから訓練まで…企業出展エリアの様子を振り返る~レポート(2)~
2005年からサービスを行っているベルギー発の若者向け仮想空間「TAATU」。当初はフランス語のみのサービスだったが、現在ではそれに加え英語とオランダ語にも対応し世界展開している。

TAATU
http://world-cdn.taatu.com/

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【VW Londonレポート】エンタメから訓練まで…企業出展エリアの様子を振り返る~レポート(2)~
「Virtual Worlds Conference&Expo」に続いて今回も中国から参加の仮想世界ディベロッパー企業「iLEMON(愛檸檬)」。2D・3D、リアル・デフォルメどちらにも対応できるとのこと。今回はボイスチャットとストリーミングに対応した独自開発のFlashベースのプラットフォームを展示していた。デザイン的には若者向けの仮想空間といった感じだ。今は中国と欧米に向けてサービスを提供しているが、日本市場への参入も視野に入れているとのこと。

iLemon
http://www.ilemon.cn/

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【VW Londonレポート】エンタメから訓練まで…企業出展エリアの様子を振り返る~レポート(2)~
こちらも「Virtual Worlds Conference&Expo」に続いて参加のドイツの若者向け仮想空間「sMeet」。若者向けの中でも特に「音楽が好きな」若者にターゲットを絞っているサービスで、いうなれば「MySpaceの仮想空間版」といった感じだ。音声と映像のストリーミングに加えてボイスチャットにも対応しており、映像も音声の再生も非常にクリアだった。

sMeet
http://smeet.com

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こちらはFlashベースの無料オンラインゲームやチャットのポータルサイト「Electrotank」。その他にも2D・3D仮想世界のディベロッパーキットライセンス「Electrotank Universe Platform」(EUP)も提供している。

Electrotank
http://www.electrotank.com/

やはり子供・若者向けのFlashベースの仮想空間サービスの出展が目に付いた。しかしここまで出揃うと、そろそろ仮想空間内でできることもどれも似通ったものになってくる。好調と言われている子供・若者向けの仮想空間サービスだが、今後は数ある仮想空間の中から敢えて選んでもらえるような、魅力的なデザインやコンテンツなどサービスごとの「独自性」が問われるようになり、競争も激化していくのではないだろうか。

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