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故宮博物院と米IBM バーチャル紫禁城をオープン

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故宮博物院と米IBM バーチャル紫禁城をオープン

中国・北京の故宮博物院と米IBMが、清朝時代の皇宮だった紫禁城(故宮)を3D仮想空間として体験できる「超越時空、紫禁城」(The Forbidden City: Beyond Space & Time)を公開した。公式サイトから専用アプリをダウンロードすれば、誰でも無料でバーチャル紫禁城に入場できる。

紫禁城(故宮)は、北京市内の東城地区にある面積約72万平方メートルにもおよぶ歴史的建造物。完成は1420年で、以降、皇帝とその一族の宮殿として使用され、最後の皇帝の溥儀らが退去した後に博物館となった。博物館としては今年で83年目で、世界遺産にも登録されている。
IBMは、故宮博物院や中国当局と協力し、3年もの月日と300万ドルを費やしこれを3Dで完全再現。ユーザーはアプリをダウンロードした後、皇帝や宦官など清朝当時のキャラクターを操作し、広い紫禁城を歩き回って様々な角度から見学したり、建物や所蔵品の説明を閲覧したり、囲碁や弓、スポーツなど当時の宮廷遊戯を楽しむことができる。アプリケーションはWindows、Mac、Linuxに、言語は英語と中国語に対応している。
IBMでは、このバーチャル紫禁城を、「サービス指向アーキテクチャ」(SOA)とオープンソースを利用した世界初の仮想空間だとしている。

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