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CLON Lab、ユーザーの仮想人格が学習/進化する「CLON」をθ版へ移行

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株式会社CLON Labが、同社が運営する携帯電話向けのコミュニティサービス「CLON(クロン)」の「対話エージェント機能」をバージョンアップしθ版に移行したと発表した。


「CLON」は、ユーザーが生成した分身(クロン)によって他ユーザーとコミュニケーションを図るコミュニティサービスで、クロンはユーザーとの対話を重ねることにより趣味や嗜好を学習し、CLONの仮想空間内からユーザーの好みに合う情報を選択したり、他ユーザーのクロンと友人関係を形成するという機能がある。その他にもクロンが自動的に日記を付ける機能なども実装されているという。
これまでの累計アクセス数は約2,500万ページビューで累計ユニークユーザー数は70万人。ユーザーのアクティブ率は約28%で、ユーザーの46%が男性で54%が女性だという。
今回強化した対話エージェント機能の特徴は、クロンが「質問したい」「おしゃべりしたい」話題を話しかけてくること。会話を交わすほどクロンが学習し、日記に書かれる内容なども変化していくという。
θ版で利用している基本的な技術は、人工対話エンジン、類似文章解析エンジン、学習型CGM自動生成エンジンなど。外部で開発されたコアエンジンをカスタマイズし再構築を施しているという。各エンジンの性能の活用度について同社の中山代表は、「類似文章解析エンジンはほぼ100%、学習型CGM自動生成エンジンはインプットデータが増えるほど精度が良くなるもの。人工対話エンジンについては、まだ始めたばかりなので、これからポテンシャルを引き出していくつもり」と語っている。
今後同社ではリコメンドエンジンなども投入し、2008年末までに累計ユニークユーザー数200万人獲得を目指すとしている。
CLON
http://www.clonlab.com/
株式会社CLON Lab
http://www.clon.co.jp/

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