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住民の日常と安全をサポート!韓国のマンション居住者向けバーチャルワールドシステム

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住民の日常と安全をサポート!韓国のマンション居住者向けバーチャルワールドシステム
先月ビッグサイトで開催された「第3回Web2.0マーケティングフェア」で、ある韓国の企業がバーチャルワールドの活用技術を紹介していた。

Woodai Cals社が売りとする技術のひとつは、航空写真や街頭の写真を元に3Dモデルを作成するというものだ。写真を撮った位置や角度などのデータから、例えばビルの形を作り出すと同時に、この形に貼りつける画像(テクスチャ)も写真をもとに作成する。これによってある地域を簡単にバーチャルワールド上に再現することができる。
住民の日常と安全をサポート!韓国のマンション居住者向けバーチャルワールドシステム
海外ビジネスチームディレクター Joseph Kwan氏
また、この技術に加え、マンションの内部も再現した活用事例としてソウル市からプロジェクトの依頼を受けた都市計画情報システムが紹介されていた。マンションの内部も再現することで、ユーザーはアバターとしてアクセスし、実際にマンション内部を歩き回ることができる。これは来年、ソウルのマンションをモデルに韓国サムスンと共同で実施する予定であるという。敷地内には各所に(無線ネットワーク技術のひとつである)Zigbee(ジグビー)を利用したネットワークが構築され、居住者の敷地内での位置情報もこれを利用して把握することができる。
これによる具体的な活用としては、家族の帰宅状況を把握することで安全を確保する、災害時にモバイル端末に現在位置からの避難経路を示す、といった使い方が考えられている。実際にどういった活用が有用であるかは実験によって確かめられていくだろう。
ところで、マンションなどの集合住宅で近隣住民とのコミュニケーションが難しくなっているのは韓国も同じようで、バーチャルワールドの活用でこうした問題に対応できないかも検討しているという。
住民の日常と安全をサポート!韓国のマンション居住者向けバーチャルワールドシステム
CEO Kim Gyungmin氏
「マンションでは隣の人を知らないということも多いですが、これを使うことで(バーチャルワールドで近辺の生活情報を調べたり、マンション住民の会合に参加したりすることを通して)アバターを介したコミュニケーションをとることができます。」(同社CEOのKim Gyungmin氏)
このシステムによって住民が先にアバター同士でコミュニケーションできる機会を増やし、現実のコミュニケーションにつなげていくねらいだ。
一般向けの提供は未定とのことだが、現実の生活をサポートする目的でバーチャルワールドが活用されている面白い事例となりそうだ。同社では現在日本国内での事業パートナーを求めているという。
住民の日常と安全をサポート!韓国のマンション居住者向けバーチャルワールドシステム
各種デモムービーは以下より
http://www.earthvisualizer.com/demo/movie/movie.html

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