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【VWCE2008レポート】日本独自の仮想空間、それぞれの試み

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5月29日(木)の「Virtual World Conference & Expo 2008」、午後からは日本独自の仮想空間に関する講演が行われ、それぞれセカンドライフとはまた違った方向性とコンセプトが示された。

■ViZiMO、7月には「マイルーム」の実装も
【VWCE2008レポート】日本独自の仮想空間、それぞれの試み
まず午後のカンファレンスのトップバッターとなった株式会社マイクロビジョンの代表取締役社長・青沼実氏のViZiMOの講演では、6月にViZiルームをViZiMO以外のSNSやブログに外部リンクとして貼ることができる「プレイリンク機能」が、7月には自分の土地に相当する「マイルーム機能」が追加されることが明らかになった。今夏に予定されていた課金サービス開始が9月にずれたのが少々残念ではあるが、それまでは段階的に様々な機能が追加されていくようだ。尚、「プレイリンク機能」実装後はViZiMOのアカウントを持っていない人でもViZiルームを見られるという、ちょうど「ntomo」や「Splume」のような”お試しプレイ”も可能になるという。
また、ViZiMOの応用事例として、新たに神奈川工科大学と首都大学東京での学習教材としての活用事例も紹介された。現在、神奈川工科大学の深野暁雄教授に提案によりViZiMOとブログにより連載「プロフェッサーエフの科学ゲーム制作講座」が開始されており、首都大学東京では渡邉英徳准教授の提案により授業のワークショップに活用されているとのこと。
プロフェッサーエフの科学ゲーム制作講座
http://vizimo.blog.so-net.ne.jp/
実世界の事象を仮想世界(3Di)にトランスレートする
http://d.hatena.ne.jp/hwtnv/20080526/1211784297
■最も面白いコンテンツはコミュニケーション
【VWCE2008レポート】日本独自の仮想空間、それぞれの試み
ダレットワールドに関する講演では、運営会社の株式会社ダレット・マーケティング部の豊永洋一氏と先のViZiMOの講演でも名前のが挙がった神奈川工科大学客員教授の深野暁雄氏が登壇し、対談形式で講演が行われた。
ダレットでは、ダレットワールド以外にも「ストリートファイターオンライン」や「サドンアタック」「モンスターハンターフロンティアオンライン(以下モンハン)」など話題のMMOを提供している。深野氏はダレットワールドを「殺伐としたMMOの中に”ダラダラした”ダレットワールドがある」と表現。これに対し豊永氏は、「ダレットワールドは人と人のとの出会いの場。例えば、ダレットワールドとモンハンを同時に立ち上げておいて、モンハンですぐに即死してしまった際にダレットワールドで暇をつぶし、その中で知り合った人達と新たなパーティを組んでもいい」と語り、その活用例を示した。また豊永氏は「これまでゲーム業界はグラフィックの綺麗さ、リアルさばかりを追求して本来ユーザーが求めていたものとは違う方向に進んでしまった。ユーザーはゲームに”コミュニケーション”を求めていたはずで、それこそが最も面白いコンテンツだった」とも分析。これは先月Gartnerから出されたリリースの内容とも繋がる。
尚、今後ダレットワールドでは、インワールドで複数のユーザーが一緒に動画コンテンツを視聴したり音楽を聴いたりといった、さらにユーザー間のコミュニケーションを活性化させる機能を追加していく予定とのこと。

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