ngi group株式会社の子会社である3Di株式会社は、異なるメタバース(バーチャルワールド、仮想世界)を相互接続するための技術開発への取り組みとして、実験スペースの一つである「セカンドライフ版サンディリゾート」を、本日5月2日(金)より一般公開することを発表した。
アメリカの高級住宅地をイメージしたリゾートアイランド「サンディリゾート(Sundi Resort)」はこの実験のために、オープンソースのメタバース「OpenSim」とセカンドライフ上に同じ景観・建造物を持つものとして制作されている。
メタバース間の相互接続は3Dインターネット分野の技術仕様の標準化を推進
する上で欠かせない技術であり、これが実現されることにより、将来的に
多種多様なメタバースがつながり、自由に行き来することが可能になるという。すでに同社ではOpenSim間の相互接続を実証済みであり、今後はOpenSim以外の
メタバースとの接続に向けて「サンディリゾート」で実験を行いながら、技術
の実用化を目指すとしている。
また、一般ユーザーにこの技術を体験して頂く場を提供することが3Dインターネット全体の啓蒙活動に繋がるとして、将来的にはOpenSimとセカンドライフ上の「サンディリゾート」を接続しての一般公開も予定している。
「サンディリゾート(Sundi Resort)」へテレポート：
http://slurl.com/secondlife/ngi00/
(2008年5月2日(金)15時より)