第16回「PUPPYRED」

   2011/04/01

以前この特集コーナーで、まだスタートしたばかりの3Dコミュニティーサービス・ntomoをとり上げたが、あれ以来実はコツコツと自分の「ミニパーク」を作り続けていた。

【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第16回「PUPPYRED」
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第16回「PUPPYRED」
↑以前の記事にある画像と見比べてみて欲しい。どれだけ”進化”したか…
毎日・毎時間欠かさずミニゲームをプレイし、動物や植物を育て、仮想通貨の「ベリー」を貯めては少しづつコンテンツを増やしていった筆者のミニパークだが、最近奇妙なことが起こり始めた。というのも、毎日18:00を過ぎると必ず韓国人が「ゲスト」としてやってくるようになったのだ。それも平均して1日3~5人も。
ntomoは、会員登録をしていなくても犬の形をした「ゲスト用アバター」を使って”お試し”で中を見て周ることができる。この「韓国から来たゲスト犬アバター」が毎日欠かすことなく訪れるようになった。中には、今年中学に進学したばかりで当然日本語はさっぱり分からず、英語も覚えたてで上手く使えないという状態で筆者のミニパークに来た猛者もいた。韓国の中学生はなかなかバイタリティがあるようだ。
ゲストは、昨日来た人がまた来る場合もあれば全く違う人が来ることもある。しかし全員に共通しているのは「年齢が13~20代」「ほとんどが女性」「既に韓国の『PUPPYRED(ポピーレッド)』という3Dコミュニティーサービスを利用している」という3点。
『PUPPYRED(ポピーレッド)』とは、韓国のTr-d communications社が運営しているサービスで、そもそもntomoはこのPUPPYREDをベースとして作られている。おそらく韓国にもntomoのことが伝わり、PUPPYREDユーザーが「日本のサービスはどんなものだろうか?」と興味を持ち見に来ているようだ。
それならば、こちらからもPUPPYREDを見に行ってみよう!…ということで今回は韓国の3Dコミュニティーサービス「PUPPYRED」をとり上げてみたいと思う。
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第16回「PUPPYRED」
PUPPYREDは韓国では小学生を中心に人気のあるサービスで、会員の約70%が小学校低学年の女の子だという。ポップなデザインの世界観と動物や植物が育てられる「育成ゲーム」的なシステムが好評なのだとか。
上記の画像が公式サイトのトップページなのだが、当然全てハングル表記。翻訳サイトの手を借りてみようと思ったのだが殆どが画像で表示されているのでたいして翻訳もできず、何故かテーブルも崩れて余計見にくくなってしまった…。仕方が無いので「勘」を頼りにサイトを閲覧してみる。
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尚、PUPPYREDのサイトにアクセスするとまず最初に上記のようなPUPPYREDのツールがインストールされる。PUPPYREDとntomoはブラウザ上で3D画面を操作することができるサービスだが、そのためにはまず最初は専用ツールのインストールが必要となる。しかしほんの少しの時間で終わるのでストレスはない。
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そして、公式サイトの「ミニパーク」のタブ(上記の○で囲った部分)からユーザーのミニパークを探してみよう。尚、ntomoは「キャットタウン」や「ウルフタウン」などミニパークごとにどこの「タウン」に属すか選択するようになっているのだが、PUPPYREDの場合はもっと住み分けが細かくなっているようだった。
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そしてなんとかユーザーのミニパークの中に入ることができた。お邪魔したミニパークのURLはこちら
http://www.puppyred.com/dbtjs0419
PUPPYREDとntomoはそれぞれのミニパークごとに個別のURLが割り当てられるようになっており、ツールをインストールした状態であればそのURLから直接ミニパークに入ることができる。
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第16回「PUPPYRED」
こちらがゲスト用のアバター。デザインはntomoと同じようだ。
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ntomoにもあるアイテムもあればまだPUPPYREDにしかないアイテムもある。ざっと見ての感想だが、PUPPYREDのアイテムは配色がポップでビビッド。ntomoに比べてかなり派手な印象だ。
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これはアバターではなく案内人のアイテムで自動的に動くようになっている。ntomoにも「庭師の草加さん」や神主・巫女といった人型のアイテムがあるがそれと同じようなものだろう。
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次に雪の夜を表現したミニパークにお邪魔した。
こちら
http://www.puppyred.com/q2124
敢えて「暗い夜空」を使用し、しんしんと降る雪を主役にもってきたミニパークでなかなか趣きがある。
尚、PUPPYREDにはスナップショット機能だけでなく動画撮影機能も付いているようだ。
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文字が読めなくてもだいたいの感覚で扱うことができ、セカンドライフに実装されている動画撮影機能よりはるかに使いやすい。これなら小学生でも慣れれば簡単に使いこなせるだろう。試しに一瞬だけ撮影してみた。

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次に、ショッピングモールと遊園地が一緒になったような賑やかなミニパークにお邪魔した。かなり大型のアイテムをふんだんに使用している凝った場所だ。
こちら
http://www.puppyred.com/dhhh9933
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上記画像にある小さい赤ちゃんのようなものもユーザーのアバター。ntomoでは管理スタッフのアバターとして使用されていたが、本家のPUPPYREDでは一般ユーザーも使用できるようだ。
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こちらは広告付きの壁。壁にある広告をクリックするとWEBページが表示されるという仕組みになっている。
……と、ざっとではあったがPUPPYREDの中を覗いてみた。当然といえば当然だが、機能やアイテムはまだ始まったばかりのntomoよりもはるかに多く、かなり凝った作りのミニパークがたくさんあった。
だがやはり韓国人と日本人のセンスの違いだろうか、プラットフォームが同じでもアバターやアイテムのデザイン、また色の組み合わせなど細部がntomoとは異なっており、文化の違いが感じられた。
残念なのは、ntomoではハングルが文字化けし、逆にPUPPYREDでは日本語が文字化けしてしまったりとフォントが無いことだ。アルファベットで英語でチャットをすればよいのだが、せかっく同じプラットフォームなのだからお互いの言葉が使えればまたコミュニケーションの壁も低くなるのではないだろうか?
PUPPYRED
http://www.puppyred.com/
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