独立行政法人情報通信研究機構(以下NICT)が、一般ユーザーがWEB上で言葉を入力するだけで簡単に3Dアニメーションを生成でき、WEB上で共有のアニメーションデータを増やしていくことができる3DアニメーションデータのCGMの開発に成功した。同機構によれば世界初とのことで、現在サイト「Anime de Blog」上に公開し試験運用を開始している。
同システムの専用エディタは、東京大学大学院情報理工学系研究科の五十嵐健夫准教授の空間的キーフレーム法という技術を用いているとのことで、素人でも簡単にキャラクターの動きをつけることが可能。ユーザーが言葉を入力するだけで簡単にアニメーションが生成されるので、WEB上に共有のアニメーションデータを増やしていくことができ、入力した言葉に対応する画像やアニメーションデータがない場合にも、写真や専用エディタで作成したアニメーションをアップロードすることで共有データベースをカスタマイズできるという。
現在は試験運用中だが、NICTでは今後、企業と共同で実用化を目指すとともに収集したアニメーションデータの活用分野を広げていきたいとしている。
Anime de Blog
http://www.animedeblog.com/
独立行政法人情報通信研究機構
http://www.nict.go.jp/index-J.html