いろいろな仮想空間にログインしてみた

第13回「PRUM」

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今回は、2007年12月21日よりβテストが開始された3Dインターネットブラウザシステム「PRUM」をとり上げてみたい。
この「PRUM」は、ゲームのように手軽な感覚でアバターを操作し、他のユーザーとのチャットや交流、音楽・動画の視聴、ダウンロード購入など様々なエンターテインメントコンテンツを利用できること。
しかし現在はまだテスト中ということもあり、まだコンテンツらしいコンテンツは何もない。とりあえずPRUMの3D空間を歩いてみよう。

【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第13回「PRUM」
PRUMの他の仮想世界(空間)と大きく違う点は、サイトから専用ソフトをダウンロード&インストールするのではなく、サイト上から利用申し込みをして後から専用CD-ROMを郵送してもらうという点。まずはじめに住所・氏名・電話番号を伝え身元をはっきりさせる必要がある。
尚、CD-ROMが郵送されてきた封筒の宛名シールにログインに必要な「シリアルナンバー」が記載されているので、ログインする前にうっかり封筒を捨ててしまわないよう注意しよう。(現在は募集定員に達したため一時的に申し込みは締め切られている)
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第13回「PRUM」
届いたCD-ROMをPCに入れると、自動的にインターネットブラウザが立ち上がりログイン画面が表示される。
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第13回「PRUM」
そして、メールアドレスと封筒に記載されていたシリアルナンバー、PRUM上の名前、パスワードを入力する。
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第13回「PRUM」
その後男性アバターか女性アバターかを選択する。ただ現在はまだテスト期間中なので、アバターをカスタマイズする機能は実装されていない。
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第13回「PRUM」
それが終わると最後にソフトのインストール画面が出てくる。現在はまだ「世界」の中をワープすることはできず、また「世界」自体が3つしかないので、それぞれの世界の分だけソフトをインストールする必要がある。
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第13回「PRUM」
インストール後はこのようなアイコンが表示されるので、一度全てを立ち上げてみよう。
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第13回「PRUM」
まずこちらは「エントリーフロント」。その名のとおりPRUMのフロントのようなところで、ここから先へはまだ移動することはできない。
ここではPRUMのウリの一つである動画のテスト版の配信が行われていた。
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第13回「PRUM」
こちらは「冬エリア」。アバターと建物の対比がデフォルメされており、まるでおもちゃの町の中を歩いているよう。アバターは上・下・右・左しか動かせないものの移動はかなりスムーズ。
お店やビルもあるが、現段階ではまだ中に入ることはできない。
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第13回「PRUM」
世界自体もまだ狭く、地図からはみ出すとそこはグレイ一色。一応歩くことはできるが何もない。

【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第13回「PRUM」
こちらは「春エリア」。先ほどの冬エリアに比べてお店などの施設が多く賑やかな印象だ。
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第13回「PRUM」
町の至るところに巨大スクリーンがある。いずれここで動画が見られるようになるのだろう。
【集中特集:セカンドライフ以外のメタバース】第13回「PRUM」
住宅街に架かるモノレールの線路。正式オープン後にはこれでワールド内を移動できるようになるのだろうか?
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「PRUM商店街」。コンビ二や書店、八百屋など様々な店舗が軒を連ねるが、まだここで何かができるわけではない。

…と、このようにとりあえず中の様子をざっとではあるが見回してみた。
尚、この「PRUM」現行バージョンは 次のバージョンアップに向けての開発とサーバーメンテナンスのため、明日1月16(水)の14:00より1月下旬の終了予定で一旦停止するとのこと。
その後、どのようなコンテンツや機能が実装されたか、このバージョンアップが完了したらまた改めてお伝えしたい。
PRUM
http://www.prum.jp/

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