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【業界別セカンドライフ・ビジネスセミナー「音楽業界のセカンドライフ活用法」レポート~その1~】テレビ番組とセカンドライフの相性は?

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先日11月16日(金)、デジタルハリウッド大学院御茶ノ水校にて、業界別セカンドライフ・ビジネスセミナーの第1弾「音楽業界のセカンドライフ活用法」が開催された。
セミナーは全4部で構成され、テレビ番組とセカンドライフの連動企画やセカンドライフ内のライブ活動など、さまざまな事例を見ながらセカンドライフでのコンテンツ活用やメディアとしての可能性について語られた。

まず第1部は「セカンドライフとメディアの可能性」と題し、日本テレビ・デジタル制作部長の若井真介氏と技術開発部の安藤聖泰氏、フジテレビ・デジタルコンテンツ局の門澤清太氏と寺記夫氏の4名をゲストに、テレビ局の現在の取り組み事例が紹介された。
【デジタルハリウッドセミナー:音楽業界のセカンドライフ活用法」レポート】セカンドライフと音楽コンテンツの相性は?
日本テレビはセカンドライフへの参入をいち早く表明。以前から「電波少年」などの番組で”バーチャルスタジオ”を使用した世界観を作り上げていた流れがあるせいか、今回のセカンドライフ参入にも力を入れているようだ。
現在同社はセカンドライフ内のMagSLの土地「Shiodome Island」に仮想スタジオを建設し、全ての収録をセカンドライフ内で行う番組「デジタルの根性」を制作している。
収録時はいつもエキストラアバターでスタジオがいっぱいになり、番組にアバターで出演している若いタレントもすぐに操作を覚えて夢中になったという。
この仮想スタジオ内では、「HUDリモコン」を装着して、普通の映像機器と同じ感覚でセカンドライフ内で映像を視聴することができる。
【デジタルハリウッドセミナー:音楽業界のセカンドライフ活用法」レポート】セカンドライフと音楽コンテンツの相性は?
また同社はスタジオだけでなく仮想ショップも設置。実際に販売しているグラビアアイドルのDVDをオブジェクトでリアルに再現して通販サイトへ誘導する試みも行っているという。
その他にも、実際のニュースなどの映像が視聴できるテレビや、身に着けると早く動くことができるオブジェクト、身に着けることが可能な同社のマスコットキャラの人形など「セカンドライフの生活」が楽しくなるようなアイテムを無料配布しており、一方的にリアルのコンテンツを押し付けるのではなく、ユーザーと一緒に”楽しむ”姿勢を打ち出しているようだ。
一方フジテレビは、「アイドリング!!!」といういアイドル育成番組に出演するアイドル9人全員のアバターを製作し、実際に彼女達が自身のアバターを操作してイベントを行った。
同番組は元々「デジタルメディア横断プロジェクト」という、インターネットでの動画配信など様々なメディアでの展開を前提とした番組だっただめ、あらかじめ権利関係を整備していたことが功を奏し、素早くセカンドライフに対応できたとのこと。
アバターは実際の彼女達のサイズを正確に再現しており、顔も出来る限り本人に近づけたという。
何か新しいインフラやメディアが出現した際、たとえ暗中模索の状態になっても、やはりいち早く参入し様々な”実験”を通して可能性を探ることは重要だ。
このセッションからは、まだ手探りながらも現場の担当者が実際にセカンドライフに触れ、楽しんで実験をしている様子がうかがえた。

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