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【NCC2007レポート】「仮想空間がもたらすソーシャルメディアの進化と決済ビジネス」

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「THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2007」2日目となる9月26日には、仮想空間をテーマとしたセッションが2つ開かれた。
その内のひとつ、「仮想空間がもたらすソーシャルメディアの進化と決済ビジネス」では、株式会社スプリューム代表取締役の梶塚千春氏と、株式会社エニグモ代表取締役 共同最高経営責任者の須田将啓氏によって今後の展望が話された。
司会は株式会社イーコンテクスト取締役の佐藤守哉氏が務めた。
【NCC2007レポート】「仮想空間がもたらすソーシャルメディアの進化と決済ビジネス」

株式会社イーコンテクスト取締役の佐藤守哉氏

Eコマースとコミュニケーションの役割~ロングテールに強いコミュニケーション型EC~
セカンドライフように3D空間でユーザー同士がコミュニケーションを行うプラットフォーム「splume(スプリューム)」を提供するスプリュームの梶塚氏はネット仮想世界を「ユーザーのプレゼンス感(存在感)が高いソーシャルメディア」と評した。そのため、あるショップにコミュニティを形成するのためには単に商品を並べた場所ではなく、アイテムに合った演出でユーザー体験の質を高める努力が必要だという。梶塚氏は、スプリュームで宇宙服を配っているエリアでは部屋を宇宙ステーションにするだけでなく、窓の外に現実に計画されている宇宙船を浮かべるなどしてバックストーリーを持った演出を行っている例をあげた。
【NCC2007レポート】「仮想空間がもたらすソーシャルメディアの進化と決済ビジネス」

株式会社エニグモ代表取締役の須田将啓氏

株式会社エニグモは、海外在住の日本人を海外商品のバイヤーとしてネットワークし、日本からの注文を受け付けるサービス「BuyMa(バイマ)」を行っている。そこでは、バイヤーのセンスがある種の売りになっており、買う側のユーザーは自分とセンスのあったバイヤーから品物を買うことが多いという。バイマもいわゆるCGMを活用したサイトの一つだが、須田氏はこれによってバイマがロングテール型の市場になっていると感じている。普通の店では仕入れなそうな一見変な商品もわりと売れているという。
「そのためには付加価値をわかりやすくしなければいけないが、その付加価値をつける方法に3Dの表現手法はありえると思う。商品や商品を売っていた店の雰囲気・客層を感じることは商品の付加価値を高めるひとつの方法だ」
また、同時に須田氏は「コミュニケーションなくしてEコマースはない、と思っている」という。「リアルでは値段だけで売れるかもしれないが、ネットでは無理」
売り手であるバイヤーと買い手であるユーザーのコミュニケーションをサポートするメディアとして、3D仮想空間を活用することができるかもしれない。
梶塚氏は「(売り手側は)こうしたコミュニティ形成のサポートをしてこなかった。これは今後の課題になるだろう」と話した。」
【NCC2007レポート】「仮想空間がもたらすソーシャルメディアの進化と決済ビジネス」

株式会社スプリューム代表取締役の梶塚千春氏

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