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【NCC2007レポート】「メディア」としての「Second Life入門」

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【NCC2007レポート】「メディア」としての「Second Life入門」
9月25日、ウェスティンホテル東京にてWebの未来を探る「THE NEW CONTEXT CONFERENCE 2007(ニューコンテクストカンファレンス2007)」が開催された。本記事ではワークショップ「Second Life入門」の模様をレポートしたい。
セッションは、セカンドライフでも活躍するシャ乱Qのはたけ氏、デジタルハリウッド大学大学院セカンドライフ研究室教授の三淵啓自氏、インプレスR&D All-in-one Internet Magazine セカンドライフForum編集部の東内裕二氏によって行われた。
■メタバースはあらゆるメディアを内包するメディア
三淵氏はセカンドライフのようなメタバースをメディアとして捉えた場合について、「あらゆるメディアの性質を含むのがメタバース」と述べた。一般にセカンドライフは同期型メディアである、ということがおおい。これはセカンドライフでのコミュニケーション手段が主に、同時にアクセスしたユーザー間で行われるチャットのようなコミュニケーションであることによる。しかし、同氏は同期型メディアという面だけではなく、作成したオブジェクトが蓄積されていくという面から非同期型メディアの性格などもあるとした。その他にも別観点では双方向メディア、インターアクティブメディアなどがあり、セカンドライフはこれらすべてを含んでいるという。
その上で、同期型メディアの課題の一つである「にぎわい感」については人が操作しないロボットアバターによる演出の試みや、自動応答で対応するロボットの設置などをあげた。これはネットワークを用いないオフライン型ゲームの演出を取り入れたものといえ、その意味でも多くのメディアの性質をもつものとなりそうだ。
また、はたけ氏は自身が9月に行ったセカンドライフ内での演歌巡業などを例にあげながら、「セカンドライフは未完成であるがゆえに、ユーザーが参加することによって作り上げられる面がある」と指摘。三淵氏も同様に「参加者のアバター自身が、コンテンツ、メディアとなっている」と補足した。ただ、一方、参加型メディアの性質として急激に状況が変化する、いわゆる「炎上」しやすくなる面があることを懸念点としてあげた。
「Second Life入門」というタイトルの本セッションだったが、概要を知る入門というよりは、むしろメディアとしてのセカンドライフの特性を知る内容となったようだ。

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