株式会社アサツーディ・ケイ(以下ADK)が、11月1日0:00よりセカンドライフ内に「ADKアニメワールド」を開設し、アニメコンテンツの販売を開始すると発表した。
同社はセカンドライフ専用の「デジタル証紙」を独自に開発。同証紙をベースに、これまでテレビや映画を始め各種媒体で培ってきたコンテンツビジネスのスキル・ノウハウを組み合わせ、デジタル・ライセンス許諾・管理システム「DLMS」を新たに構築したとのこと。
「デジタル証紙」はICタグと同様の機能を持ち、ライセンス製品に埋め込むことで不法な複製や転売を防ぐと共に、販売された日時、品目、価格、買い手情報などの全ての販売データを「DLMS」内サーバーに集積・一元管理することで、ライセンスホルダー、ライセンシー双方で確実且つ信頼性の高い数量管理を実現する。
これにより同社は、日本国内のアニメコンテンツホルダーのセカンドライフ内におけるライセンス許諾業務の受注も行うとしている。
「ADKアニメワールド」は、事業の中核となる「ビジネスセンター」を中心に、「妖怪人間ベムの館」と各種催事を行う「イベントスクエア」の3つのゾーンで構成される。
大型ビジョンを備える「イベントスクエア」では、セカンドライフ内でのコンテンツビジネスの普及・活性化を目的に、「ADKアニメ&キャラクター・フェスタ(仮称)」も開催する予定。同フェスタでは新たなキャラクターの発掘や育成も併せて行うことを計画しているという。
また「妖怪人間ベムの館」は、「ベム資料館」と「ホラーハウス」で構成され、ベム達との記念撮影やオリジナルアイテムのプレゼントなどを実施する。
この「ADKアニメワールド」は、開設当初は1SIMでスタートするが、その後の事業展開に伴い順次拡大する予定で、同社ではセカンドライフに進出する企業・団体のビジネスサポートやコンサルティング業務も実施し、2008年内に約20件の案件を扱うとしている。
株式会社アサツーディ・ケイ
http://www.adk.jp/