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中国の仮想世界サービス企業HiPiHiのCEO、デジハリ杉山学長と会談

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中国の仮想世界サービス企業HiPiHiのCEO、デジハリ杉山学長と会談
デジタルハリウッド学校長 杉山知之氏
9月13日、中国の仮想世界サービス企業HiPiHiのCEO許暉氏がデジタルハリウッド学校長の杉山知之氏をデジタルハリウッド秋葉原メインキャンパスに訪問し、会談を行った。会談には8月にHiPiHi社への出資を発表したngi group代表の小池聡氏と、3Di社の竺振宇氏も同席した。
中国の仮想世界サービス企業HiPiHiのCEO、デジハリ杉山学長と会談
HiPiHi社CEO許暉氏(写真中央)
会談ではHiPiHiが8月に発表したグローバル戦略のひとつである仮想世界の相互接続構想などについて話された。また、仮想世界サービス自体への理解が十分ではない現状について、「今はまだ黎明期であるため、将来的にまだわからない部分もある。あと1~2年はかかるのではないか」と述べた。杉山氏も、これに対して「数年で状況は変わるだろう」と頷き、「今後も交流して一緒にものづくりができるといい」と引き続き交流を行っていきたい考えを示した。
中国の仮想世界サービス企業HiPiHiのCEO、デジハリ杉山学長と会談
ngi group代表 小池聡氏(写真中央)
こうした話を受け、ngi groupの小池氏は「インターネットの次のビヨンドが3Dインターネット」と、3Dインターネット分野への期待を語った。
「世界中の人たちが、よりボーダーレスに繋がるようになると考えている。以前、(杉山氏が在籍していた)MITメディア・ラボでも同様のことを研究していたと思うが、HiPiHiの許さんとはそういったビジョンの共有ができたことが大きい」
杉山氏は日本での仮想世界サービスのクリエイティブ環境について「3Dに強いプログラマーがあまりいない。多くが家庭用ゲームなどに行ってしまうためだ」と課題をあげる一方、「日本人は道具を使って創るのが得意。HiPiHi社がよいツールを作ってくれれば、日本のクリエイターはすごい表現をすると思う」と、HiPiHiへの期待を語った。

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